Oral surgery歯科口腔外科

歯科口腔外科とは、親知らずの抜歯や口内炎・顎関節症の治療などの外科処置を行っています。
必要に応じてCTを撮影し精密検査やカウンセリングを行いますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
親知らずの抜歯

大人になって奥の歯ぐきが腫れる・むし歯になっていると感じたら親知らずが原因の可能性が高いです。
親知らずで悩んでいる方は非常に多く、抜くのが大変というイメージから「少しくらい痛くても我慢していた」という方も少なくはございません。
ケースによっては抜かないで済む場合もございますので、まずはご相談ください!
親知らずを抜いたほうが良い方
- 歯肉が腫れている方
- 歯列矯正をお考えの方
- 親知らずの生え方が悪く、むし歯や歯周病になっている場合
- 歯並びを乱してしまいそうな場合
親知らずは生え方によって抜歯の難易度が違ってきます。 リスクが高い場合は連携している病院をご紹介させていただく可能性がございます。
顎関節症にお悩みはございませんか?
むし歯菌の一番の栄養源は砂糖です。 お子様は食事以外にお菓子を食べることが多くお子様にとっては楽しみなものでも、食べ方によってはむし歯を作りやすくしてしまうので要注意です!

顎関節症の主な症状
正常な方は口に指3本分が縦に入りますが、顎に問題がある方は2本程度か、それ以下しか入りません。
- 顎が「カクカク」鳴る
- 口が大きく開かない
- 顎の痛みやだるさ
顎関節症は4つに症型分類されます
- Ⅰ型 口を開けたり閉めたりする筋肉に異常がある
- Ⅱ型 関節全体に異常がある
- Ⅲ型 関節円板(軟骨)に異常がある
- Ⅳ型 関節頭(下顎骨の1番上の部分)に異常がある
顎関節症の治療は、痛みに対する鎮痛剤の投与、歯ぎしりや噛みしめに対するマウスピースの使用などがございます。 重度の方は連携の病院へ紹介させていただきますので、一度ご相談ください!
粘膜の病気について
皆様はお口の粘膜にできる病気をご存知ですか? このような症状がございましたら一度検診にいらしてください!

- 口内炎が、繰り返しよくできる
- 風邪などで体調を崩したときに、唇や口の粘膜にぶつぶつとしたものができる
- 口の粘膜の一部が赤く荒れていて、しみる
- 口の粘膜に、白く消えないざらついたものがある
などなど…
口内炎でもなかなか治らない!という方は歯科医院で検査をしていただくことをオススメいたします!
主な粘膜の病気
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口内炎
口内炎は口の粘膜にできる炎症をまとめて口内炎と呼びますが、原因は様々ございます。
傷やストレス、ウイルスで感染する口内炎などがあり、通常は1週間程度で治ることがほとんどですが、長引くようであればご相談ください。 -
白板症
「前がん病変」とされており、2周間~1ヶ月ほど経っても粘膜が白っぽくなっていると白板症の可能性があります。
口内炎と違って痛みがなく、5%の確率でがん化する可能性がございます。 -
悪性腫瘍(がん)
お口の粘膜にも「がん」ができてしまうことがございます。ほとんどはお口の中の粘膜にできできた場所によって舌がん、口底がん、歯肉がんなどと呼ばれています。
口腔がんも肺がんや大腸がんと同じように命に関わる病気です。早期発見をし、適切な処置が必要になります。 -
乳頭腫(にゅうとうしゅ)
舌、口蓋、歯肉、頬の粘膜に見られる白くザラザラしたイボ状の腫瘍で、上皮性のものでは最も多く発生します。
痛みなどの自覚症状はなく、良性の腫瘍です。治療は切除することで治癒します。 -
粘液嚢胞(ねんえきのうほう)
下唇の内側や頬の内側、舌の裏などにできやすく、プクッと透明な風船のような出来物です。
唇や頬を噛んでしまったり、歯ブラシや食べ物で唾液腺が傷つくと唾液が粘膜の内側に溜まり発症します。
膨らんでいるときに手術をした方が再発が少なく、摘出しなければ再発を繰り返します。