Implantインプラント
インプラントという言葉には、「植立する」という意味があります。
歯が抜けてしまった部分に人工の歯根を埋め込み顎の骨と固定し、その上に人工の歯を装着する治療です。
当院の院長は、これまでにも様々な症例に対応してきたドクターです。
現在お使いの入れ歯が合わないなどお悩みの方は、是非一度当院にお越しください。
インプラントのメリット・デメリット
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メリット
- 健康な歯を削らなくて済む
- ご自身の歯を残せる
- 入れ歯よりもしっかり噛める
- 骨が痩せるのを防ぐことができる
- 天然歯と変わらない見た目
- 装着の違和感が少ない
- 半永久的に使用できる
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デメリット
- 自費診療(保険がきかない)
- 外科手術が必要
- 治療期間が長い
- 術後に痛みや腫れが出ることがある
当院のインプラント治療の流れ
- Step01
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インプラントを入れる
局所麻酔をして、あごの骨にインプラントを埋め込みます。治癒促進のため、切開したところはしっかりと糸で縫合します。
<1~2週間 治癒期間> - Step02
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抜糸
<症例にもよりますが、2~4ヶ月ほど骨と結合させる期間>
- Step03
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骨への定着率の検査
麻酔を行って歯ぐきを少しよけて、専用の機器を使用し定着率を測定します。 検査のためによけた歯ぐきをキレイになるよう仕上げて終了です。 約1週間程度で歯ぐきは元の状態に戻ります。 点数が定着の基準の数値を上回れば上物(被せる人工歯)を作る過程に入ります。
- Step04
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精密な型取り
型取りから作った模型を元に約1週間程度で、歯科技工士が蝋ろうで歯の形を作製します。
- Step05
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シミュレーション
蝋ろうで作製した歯を用いてシミュレーションを行い、歯の形、長さ、色、咬み合わせを決めていきます。 歯の本数によっては、完成まで1~2週間いただきます。
- Step06
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完成
完成した歯をインプラントと結合させ、咬み合わせの調整を行い、問題がなければメインテナンス期間に入ります。
※状態によっては、完成までの間に仮歯の調整が必要になる場合もあります。
インプラントを入れるための骨が足りない場合
インプラント手術をご希望の方皆様がインプラントを入れるだけの骨がしっかりしているとは限りません。
入れ歯の長期間の使用や、歯周病により骨が少なくなっていることもある為、当院では骨の少ない方には骨造成を行っております。
上顎の奥歯にインプラントを計画する際に上顎洞と呼ばれるスペースがあります。そこの部分の骨が少ない時は骨を増やすことが必要になります。
「ソケットリフト」と「サイナスリフト」は上顎洞を上に持ち上げて骨を作りながら、インプラントを埋め込んでいく方法です。
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ソケットリフト
上顎洞の下の骨から人工の骨補鎮材(人工の骨を作るための材料)を挿入して、専用の器具で上顎洞底を押し上げます。 十分上顎洞底が持ち上がったところに人工骨を入れインプラントを埋入します。
持ち上がった部分は、数ヶ月かけて骨になっていきます。 -
サイナスリフト
上顎洞の横の歯ぐきをめくって上顎洞を露出させ、上顎洞の底にある粘膜を直接持ち上げ、持ち上げたスペースに人工の骨を入れます。
3~4ヶ月で人工骨とインプラントが定着していきます。個人差がありますので、定着率を検査して数値が低い場合は定着までの期間を設けることがあります。 再度測定し定着率に問題がなければ、上物を作製していきます。
当院で使用するインプラント
当院では、世界シェア・国内シェアNo.1の「ストローマンインプラント」を使用しており、安心の10年保証をお付けします。
ストローマンは精密機械産業が盛んなスイスのバーセルに本社があり、現在では世界70カ国以上に歯科用インプラント関連製品を提供している会社です。
成功率が高く、骨との結合が比較的早く治療期間が短縮できるなどの特徴があります。
インプラント手術にあたり注意すること
- 手術前日は、しっかりと睡眠をとりましょう。
- 静脈内沈静法で手術を受ける場合は、車やバイク、自転車の運転は避けてください。
- 術後に痛みや腫れがある場合は、痛み止めを服用し軽く冷やしてください。
- 処方する抗生物質は途中で服用を止めず、医師の指示に従ってください。
- 上顎の手術を行った場合は、鼻血が出やすくなりますので強く鼻をかまないようにしましょう。
- 喫煙は治癒の妨げになりますので、術後は控えてください。
- 傷口に負担をかけないよう、治療箇所にはできるだけ触れないようにしましょう。
- 飲酒や入浴、激しい運動は血行を促進し、止血の妨げとなりますので避けましょう。(術後はシャワーで済ませてください。)
※この他、帰宅後に異常がありましたらすぐにご連絡ください。